ヨゼフ会では、子供と一緒にボランティアを考えようと機運が高まって、2004年新潟中越地震へのボランティア活動を皮切りとして、その時の強い意志が礎となり、諸先生方からの深いご理解と多大なご支援を戴きながら、その意思が現在も脈々と受け継がれてきており、父親だからこそ出来る事を考えながら活動をしています。

　2011年東日本大震災では、発災後まもなくヨゼフ会から先遣隊が被災地である釜石へ入りボランティア活動を行ない、それ以降NPO法人カリタス釜石からご指導も戴きながら、現地へ趣いて継続的に活動を行なっています。2012年以降は、娘を随伴して釜石に趣いて、父娘で一緒に被災地の空気を感じ、その現状を目の当りにしながらボランティア活動を行ない、想いを共有する機会も設けてきています。発災当初の、あの絶望の中から一歩ずつ立ち直ってきている被災地ですが、そのボランティアの在り方も変化しています。被災地の方々の想いや要望によく耳を傾けながら共感を深め、無理なく続けていくという継続性を大切にしています。

　予てよりヨゼフ会では大変御世話になっている吉祥寺教会の後藤神父様が中心となり、カンボジアで学校建設などの支援をなさっているNPO法人AMATAKの活動にお導きを戴き、2006年以降毎年ヨゼフ会からもカンボジアに同行させて戴き訪問しています。これまで子供達が集めた物資などを、父親が現地のいくつもの学校へ持っていきました。

　ボランティア活動は様々な多様性があり、個の力は小さいですが、ヨゼフ会として多方面より道標を戴き、ボランティア活動を継続していきます。


■ボランティア活動履歴